
その男、溺愛注意報。
第1章 日常
果てたあと、すぐに乱れた制服を整える。
「響が1番上手いよ、セックス♡」
そう言ってチュッと軽く
キスをした先輩。
「俺も先輩の胸大きいから楽しめたよー。
じゃ、またねー」
お互い笑顔で手を振って別れる。
あっさりした別れ方。
セフレなんてこんなもん。
めんどくさくなくて、
ちょー楽な関係。
そこに“愛”を求められたら
終わりかな。
行為中の愛の言葉には
特に意味はない
そのセックスをさらに濃く、
濃密にー・・・極上のものにするために
そこに本当の愛がないってことは
暗黙のルールだよね
