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その男、溺愛注意報。

第2章 出会い




扉が僅かに開いていて
その隙間からほんの少し
明かりがもれている。



「っ、んぅ……ふ、ン」


あまりにも妖艶に鳴く女の子


えっろい鳴き声だね?



カップルの横を通り過ぎる瞬間に

チラッと横目で顔を見た。




「ーーーっ!」



明かりに照らされて見えた顔。



あの女の子って……


うちの高校の後輩…


合コンの会計した時にいた


あの店員じゃん。






彼氏、


いたんだ。




「ふ〜ん。」



意外、だったな。





2人の姿に……

なんとなく
胸に引っかかるモノを感じた。










……気のせいか。

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