
学園アリス
第3章 ヤキモチ
「んっ・・・あっ・・・んぁ、」
初めはたどたどしい動きだった腰使いが、いつの間にか徐々に速くなっていた。
自分の気持ちいいところに擦れるように夢中で快感を貪る。
「あっ、んぅ・・・はぁっ、あっあっ・・・」
自分で腰を動かしながら気持ちよくなっているうちを、棗は射抜くような強い瞳で見つめる。
棗にこんな恥ずかしい姿を見られているのに、その視線にさえも犯されているような気がして、気持ちが高ぶる。
棗を気持ちよくさせる、とかー・・・そんな考えは消えていた。
グチュ・・・グチュッ
「んっあっ・・・んんっ・・・」
絶頂が近づく。
棗に見つめられながら、夢中で腰を動かした。
