
学園アリス
第1章 初めて
ヤ、やりたいって!!!///
ド直球すぎるわ!!!///
あわわわ、と真っ赤になっていると、棗の手がそっとうちの頬に触れた。
「今すぐにでも犯してぇ、けど、蜜柑が嫌がることはしたくない」
・・・・・・棗
うちの気持ち、優先して考えてくれてたんや・・・
「な、棗・・・・・・」
ゆっくり口を開く。
「ん」
「うちな・・・?
棗なら・・・いいよ」
棗の目を見て伝えた。
初めてで恥ずかしいし、緊張するし、怖い気持ちも少しあるけど・・・
でも、棗とならって。
棗となら、いいねん。
棗に触れられたい・・・
うちも棗に、触れたい・・・
「棗・・・大好き」
ニコッと笑った。
