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体調壊したんやろか･･･風邪かな。

そんなことを考えながら制服に着替えた。


「先生、ありがとうございました」

カーテンを引いて出てきたうちを見て、目を見開く先生。


「顔が真っ赤よ！熱かしら、大丈夫？」

言いながら先生はうちのおでこに手を当てる。

「ちょっと熱いわね。今日はもう帰りなさい？先生には私から言っておくから、佐倉さんはゆっくり休むのよ」


「分かりました。お願いします」

ペコッと一礼して、保健室を出た。


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自分の部屋につき、とりあえずすぐに熱を測った。


ーピピピ

音が鳴って、体温計を確認すると36度5分。

平熱だった。


「熱はないんや･･･」

そのわりには体が熱くて･･･なんていうか体の奥から熱が湧き上がってくる感じがする。