
学園アリス
第8章 クリスマスの夜
唇から伝わる熱に、胸がドキドキする。
数回優しいキスをしたあと、木の幹にもたれかかっていた棗の膝に、乗せられた。
「なっ、えっ!////」
さっきよりも密着する体。
この体勢は恥ずかしすぎる!!///
離れようにも、棗の両手がうちの腰あたりに回されていて身動きが取れない。
ってゆか、太もも!太ももー!!!!
パーティー用のドレスはスカート丈が短い。
それなのにこの体勢になったせいで、丈がさらに短くなり下着がぎりぎり隠れるくらい。
ふっ、太もも!丸見え……!!!////
それがやたら恥ずかしくて、隠そうとしたのに…
「っ!!」
そっと太ももに手を添えられた。
