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「じゃ、お前が作ったケーキ食いてぇ」



……って、あれ？



棗のことやから、てっきりもっと…エロいこと言われる予感がしたんやけど。


棗のお願いは、うちが作ったケーキを食べたいという、なんともかわいいものだった。



自分が作ったものを食べたいと言ってもらえるのは嬉しい。


だから、うちはルンルン気分で冷蔵庫からケーキを取り出しに行った。



ソファーの前にあるテーブルの上にケーキを乗せ、2つ切り分けた。


ソファーに座っている棗の隣に腰掛ける。



「いただきまーす！」


ちょうど3時頃やし、おやつとしてぴったりやな！



生クリームとフルーツがたっぷり乗ったケーキ。