
学園アリス
第5章 秘め事
「足、開けよ」
耳元で低い声で囁かれる。
「嫌や……っ」
フルフルと首を横に振った。
すると、カプっと耳を甘噛みされた。
「ゃっ、」
クチュッとわざと耳元で音を立てられ、ペロっと舐められる。
「んっ……ふぅ……っ、」
必死に口を抑え、声が漏れるのを防ぐ。
息が上がり、涙目になってしまった。
耳が弱いうちは、簡単に力が抜けてしまい……
棗の指が下着のクロッチ部分から入ってくるのを許してしまった。
「……濡れてるじゃねぇか」
耳元で意地悪く笑う棗。
「ちがっ……、あかんってば、やだっ///」
耳元でわざと話すのもやめてほしい……っ
