
もしも願い 一つだけ叶うなら
第2章 進展
二宮side
一度、泣くと中々止まらない。ずっと俺の頭や背中を撫でてくれる。その優しいさが大好きなんだ…
大野さんから「責任取るから、先に進むかどうするか決めろ」と言われた。
どう言う意味か分からなかった…
「ニノが欲しいものをあげる」と言う。彼女いるのに?
平然と二股するから嫌なら断れと言う。
この人に常識なんてないんだ、好きなものは好きと言い切る人なんだ…。
ズルいな…もう…惚れたほうに選択肢なんかないよ。
断れないじゃん…大好きなんだもん。
いいよ、二番目だっていい…少しの間だけでも俺のもんになるなら…
そのくせ、悪い人になりきれなく、ズルくてごめんと謝るだよな。
知ってる…優しいから自分のせいだとか思って俺の気持ちを断れないんだ。
それすら大野さんらしいや…
欲しいものをくれると言ったから「キス」してと言うと笑われた。
こっちは恥ずかしいのを我慢して言ったのに…
智「泣いて顔がドロドロだから」
そう言ってティッシュで顔を拭いてくれて、鼻までかませてくれた…
俺は情けないな…
智「ふふふ、はい、男前」
満面の笑みで俺を見てる。
止めるなら今だよと確認するから…
ニノ「欲しいものくれるんでしょ?」
智「あげるよ…俺の全部やるよ…」
あっ、男の大野智だ…
綺麗な顔して、こんなこと言われたら何されてもいいや…
そう言ったら…唇を重ねてくる。
この間とは違い…すごく優しい…
ゆっくりとお互いの存在を確かめるみたいに、何度も何度も角度を変えて…
少し口が緩むと大野さんの舌が入ってくる、俺の舌を撫でていく…
気持ちいい…段々、身体の力が抜けていく…
ニノ「ん…っん…」
部屋に唾液が絡まる水音が…聞こえてくる…
智「ベッドでやろう…」
どこまで?どこまでするんだろ…
男同士だから…最後って、あれだよな?
すごい不安になってきた。不安な表情してたのかな、それを見て…
智「いきなり、やらねーよ(笑)俺、男と経験ないからやり方わかんないし、だから…キスだけな…」
ニノ「あっ…うん…」
智「ニノは男とやったこたある?」
俺の手を引っ張てベッドへ引き上げてくれた。
ニノ「ない」
首を振って否定する。
智「そっか…やりたい?」
ニノ「わかんない…でもキスはしたい…」
今は大野さんがくれる甘いキスだけが欲しい…
一度、泣くと中々止まらない。ずっと俺の頭や背中を撫でてくれる。その優しいさが大好きなんだ…
大野さんから「責任取るから、先に進むかどうするか決めろ」と言われた。
どう言う意味か分からなかった…
「ニノが欲しいものをあげる」と言う。彼女いるのに?
平然と二股するから嫌なら断れと言う。
この人に常識なんてないんだ、好きなものは好きと言い切る人なんだ…。
ズルいな…もう…惚れたほうに選択肢なんかないよ。
断れないじゃん…大好きなんだもん。
いいよ、二番目だっていい…少しの間だけでも俺のもんになるなら…
そのくせ、悪い人になりきれなく、ズルくてごめんと謝るだよな。
知ってる…優しいから自分のせいだとか思って俺の気持ちを断れないんだ。
それすら大野さんらしいや…
欲しいものをくれると言ったから「キス」してと言うと笑われた。
こっちは恥ずかしいのを我慢して言ったのに…
智「泣いて顔がドロドロだから」
そう言ってティッシュで顔を拭いてくれて、鼻までかませてくれた…
俺は情けないな…
智「ふふふ、はい、男前」
満面の笑みで俺を見てる。
止めるなら今だよと確認するから…
ニノ「欲しいものくれるんでしょ?」
智「あげるよ…俺の全部やるよ…」
あっ、男の大野智だ…
綺麗な顔して、こんなこと言われたら何されてもいいや…
そう言ったら…唇を重ねてくる。
この間とは違い…すごく優しい…
ゆっくりとお互いの存在を確かめるみたいに、何度も何度も角度を変えて…
少し口が緩むと大野さんの舌が入ってくる、俺の舌を撫でていく…
気持ちいい…段々、身体の力が抜けていく…
ニノ「ん…っん…」
部屋に唾液が絡まる水音が…聞こえてくる…
智「ベッドでやろう…」
どこまで?どこまでするんだろ…
男同士だから…最後って、あれだよな?
すごい不安になってきた。不安な表情してたのかな、それを見て…
智「いきなり、やらねーよ(笑)俺、男と経験ないからやり方わかんないし、だから…キスだけな…」
ニノ「あっ…うん…」
智「ニノは男とやったこたある?」
俺の手を引っ張てベッドへ引き上げてくれた。
ニノ「ない」
首を振って否定する。
智「そっか…やりたい?」
ニノ「わかんない…でもキスはしたい…」
今は大野さんがくれる甘いキスだけが欲しい…
