
黒川とぱんぱかぱん!
第2章 黒川虹花は救世主
少し待つと
鞄をもって帰ってきた
「一緒に勉強しよう!」
は?
って鞄持ってきたって事は…
「今から!?」
「別に時間がないならいいよ。ノート貸してあげる」
「なんでそこまで?
つか、俺が悪い点取ろうが関係なくね?」
そうだよ
なんでここまで勉強させたがる?いい点取ろうとさせたがる?
「だって…学校ってそうゆうとこだよね?」
くはっ…
ご、ごもっともです!俺が間違ってました!
「それに勉強出来なかったら協力する。お互い様
みたいな感じ。
迷惑だったりする?」
「いや…ありがたい、です…」
「じゃあよかった!はいこれ」
黒川は今日の教科の分のノートを
鞄から取り出して俺に差し出した
「借りていいのか?黒川は勉強どうすんの?」
「だから一緒に勉強したかったんだけど
教科書があればたぶん大丈夫だから気にしないで」
……そこまで迷惑はかけられないんだけど
「やるよ。今。
ノート写しただけじゃ理解はできねぇし教えてくれる先生が居ないとな」
