テキストサイズ

この恋前途多難

第1章 *1*





みるみる体が火照る



自分の顔が、今どんな顔をしているのかなんて…そんなの考えなくてもわかっている




平気な顔してあんなことしてくるから

俺はいつだって胸が苦しい




兄ちゃんとあんなふうにハメを外すようになったのは


ちょうどお母さんとお父さんが転勤することになってらからだった


その前から兄ちゃんのベタつき具合いときたら半端なかったけど


それは単に俺を弟として可愛がってくれているのだと思っていた




だからびっくりしたんだ




お母さんとお父さんが家から出て1週間後



いつものようにおやすみのキスをしてきた兄ちゃんが…


それだけじゃ止まらなかったんだ







ストーリーメニュー

TOPTOPへ