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今日も明日も

第66章 蜜月


冗談も言うし、バカも言うし
文句も言うけど

俺に対して、嘘だけは絶対に付いた事がない


「確かに…付かない」

ぐいっと目を擦り、相葉さんをしっかり見つめると

「心も全部、にのにあげるよ。約束する、…だからさ」
“とりあえず、最後までさせて“

「ひあ…っ!ちょっ、話が違う…!!」

「ごめん、やっぱ限界。お前が可愛いすぎるからいけない」

「なにそれ…っ」


たった今、このままでいいって言ったくせに

辛いけど我慢するって言ったくせに


だけど

相葉さんの “心も全部あげる“ って言葉を貰えたから

…それに俺も、キツイのは事実だから


返事の代わりに “ばーか“ とだけ呟いて

相葉さんの背中にしがみついた



それがOKのサイン

俺の中にいた相葉さんが質量を増し、今日初めて知った感じる箇所をわざと掠めていく



「ああっ、…あ、あ、ひあ、あ…っ!」

そこに当たるだけで、あっという間に何も考えられなくなって

「にの…、大丈、夫?」

俺を気遣ってくれる声が遠くに聞こえてきて

だけど今度は、相葉さんが動く度に与えられる快感を素直に受け止められている

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