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目の前には
メンバーと、…呆れた顔のマネージャー


「ごめんなさい」
謝ってるのは勿論俺とにの


「今日の衣装…聞いてたよね？」
「…はい」

昨日、お互いに付けた特に首筋のキスマークが濃すぎてどうやっても消えなかった


はあー！と溜め息を付いたマネージャー

メンバーの皆は各自の撮影だからかニヤニヤと楽しそうに笑ってる

「もう、今日は二人はこれは無理！…他の撮れそうなの探すから」

「…すいません」

怒ったまま向こうへ行ったマネージャーと
残された3人はといえば

「見つかったんだ」
「うん、心配かけてごめん」

「にの、泣きそうになって電話してたもんなぁ」
「だって……」

「まあ、無事ならいいじゃん？…濃厚な仲直り？もしたようだし」

ぶわっと真っ赤になったにの
そして俺はと言うと

「もう、思いっきり濃厚！」
なんてニヤリとしてみせた


「あー、やってらんね、行こうぜ」
苦笑した翔ちゃんが、智くんと潤の肩に手を置いてくるっと向きを変える