リモーネ
第5章 ペチュニア
乳白色に染まった湯船に、男二人でどう入ったらいいかわからずなんとなく入った結果、体育座りで向かい合わせというどうしようもない距離感を醸すものとなってしまった
「…ところでセナさん」
「な、なんですかかえでさん」
「明日は日曜日ですがご予定は」
「そうですね、特にありませんね」
「そ、れは、オッケーと言うことになりますがファイナルアンサー?」
「い…言わせないでくださいな」
目を泳がせながら言うと一瞬間を置いてからかえで先輩がざばぁっと音が立つほど勢いよく湯船から立ち上がった
そして扉を開けて脱衣場に消えていった
「これ。持ってきてよかったぁ」
にこにこしながら戻ってきたかえで先輩が手に持っていたもの、それは
「yes、ローショーン!」
そう言いながら手に出して弄ぶ
「い、いやらしい…!!」
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