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リモーネ

第5章 ペチュニア



「あ…いや、45度とか50度とかって言うお風呂の温度の話です」

目を滑らかにそらして蛇口の温度メーターをみる

「…45度で」

「わかりました。あと、入浴剤入れてもいいですか?」

「ん?いいよ」

ざーっとシャワーからお湯が出る音がした

「ありがとうございます」

湯船に水が流れる音がした

「…セナちゃん、入浴剤すきなの?」

シャワーの音が止まって、そんなことをいわれた

「あー…そうですね。わりと好きだと思います」

へぇー…と言う声の後からわしゃわしゃと頭を洗う音がし始める

「どんなのが好きなの?」

「特に好みはないですけど、よく買うのは白くなるやつとか透き通った緑色になるやつとかですね」

「匂いとかするの?」

「白いのはあんまりしないですけど、緑のは木みたいな匂いがしますかね」

「ほぉ」


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