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図書委員のエッチな当番日誌

第3章 初めての愛撫

「天ヶ瀬さん…?」

「委員会の最中にぼぅっとしてたら駄目だろ?」

頭を軽く叩かれた。

「はい…ごめんなさい」

怒られてしょげていると

「あんな、熱っぽい視線向けられたら、ドキドキするじゃないか」

え!?

天ヶ瀬さんを見ると、少しだけ照れたように頬が赤くなっていた。

さっき叩かれた所を優しく撫でられると

「栞ちゃんと一緒にいたくて嘘ついた。…罰なんて言ってごめんね?」

天ヶ瀬さん…!!

ぶんぶんと首を横に振り、

「私…天ヶ瀬さんが残っていてくれて、嬉しいです」

にっこり微笑んだ。

「重いでしょ?貸して」

天ヶ瀬さんが返却の本を持ってくれて、カウンターに置いた。

「ありがとうございます」

「お礼なら、こっちに欲しいな」

天ヶ瀬さんがそう言って、自分の唇に指を当てた。

「え…えぇ!?」

「嫌?」

「あ…嫌じゃ…ない…」

だけど。恥ずかしいんだけど…。

「じゃ、お願い」

天ヶ瀬さんが少し屈んで目を閉じた。

…きれいな顔だなぁ…

天ヶ瀬さんの顔に見惚れながら、肩に手を置くと、そっと唇を合わせた。

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