
黒猫ニーノと相葉さん。
第15章 月神オーノと神様な仲間達。
「マル、こんなにゆっくりしてていいの?」
「あぁ。鳥族は自由な上に賢いからな。
あんま呼ばれへんねん。
俺なんて用無しやわ」
自虐的にハハッと笑うけど
マルが信用のおける優しい月神なのはよく知ってる。
「まぁそう言うなって
お前の翼、オイラとシゲにとっちゃぁ羨ましい限りなんだぞ?」
「そない褒めんといてよ」
マルにしかない翼のことを褒めると
コイツはいつも照れる。
照れるマルもなかなか可愛いんだけどね。
ひとしきり話すと
満足したようにマルは帰っていった。
さてと。
オカーダ統括こと、オカダッチが作った
オイラのウッドワンドを手に取り
ノートを開いた。
久しぶりだな。
上手く行けばいいけど。
ワンドで空中に五芒星を描く。
「フェオ ウル ソーン アンスール
ラド ケン ギューフ ウィン ハガル
ニイド イス ヤラ ユル ペオース
シゲル ティール ベオーク エオー
マン ラーグ イング オセル ダエグ!!」
…ダメじゃん。
なんだよ、もう!
「惜しいっ!」
声がして振り返ると、背後にはオカダッチ。
あんたいつからそこに居た。
「エオローが抜けてるよ」
「あ。」
「お前ね、友情のエオローを抜かすんじゃないよ。
ニイド イス ヤラ ユル ペオース エオロー
だ。」
…まだしっかり覚えてんじゃん、
オカダッチのやつ。
「あぁ。鳥族は自由な上に賢いからな。
あんま呼ばれへんねん。
俺なんて用無しやわ」
自虐的にハハッと笑うけど
マルが信用のおける優しい月神なのはよく知ってる。
「まぁそう言うなって
お前の翼、オイラとシゲにとっちゃぁ羨ましい限りなんだぞ?」
「そない褒めんといてよ」
マルにしかない翼のことを褒めると
コイツはいつも照れる。
照れるマルもなかなか可愛いんだけどね。
ひとしきり話すと
満足したようにマルは帰っていった。
さてと。
オカーダ統括こと、オカダッチが作った
オイラのウッドワンドを手に取り
ノートを開いた。
久しぶりだな。
上手く行けばいいけど。
ワンドで空中に五芒星を描く。
「フェオ ウル ソーン アンスール
ラド ケン ギューフ ウィン ハガル
ニイド イス ヤラ ユル ペオース
シゲル ティール ベオーク エオー
マン ラーグ イング オセル ダエグ!!」
…ダメじゃん。
なんだよ、もう!
「惜しいっ!」
声がして振り返ると、背後にはオカダッチ。
あんたいつからそこに居た。
「エオローが抜けてるよ」
「あ。」
「お前ね、友情のエオローを抜かすんじゃないよ。
ニイド イス ヤラ ユル ペオース エオロー
だ。」
…まだしっかり覚えてんじゃん、
オカダッチのやつ。
