
黒猫ニーノと相葉さん。
第15章 月神オーノと神様な仲間達。
「オーノ君!会いたかったぁー!」
駆け寄ってくるなり鉄格子にぺったりと張り付いて
マルが情けない声を出してる。
「元気かぁ?マル」
「元気も元気やがな!
せや、頼まれ物持ってきたで」
「おお!サンキュー!」
マルに持ってきてもらったのは
オイラの机の引き出しに入れてあった
鍵の掛かった小さな箱。
「これ、なんなん?」
「ん?これはね、」
これは、
まだ月神に任命される前
アイツと一緒になって二人だけで協力して習得した
オリジナル魔法のやり方が書いてあるノート。
そしてこのウッドワンドは
アイツがオイラに作ってくれたもの。
お互いに作って交換したんだ。
「オーノ君と統括との間には
そんな友情物語があったんやねぇ…
ほんで、これどないすんの?」
「ふふっ。
青の魔法を奪い返すために使うんだよ。
名付けて
『古い友情にかこつけて感動を思い起こさせることで奪った青の魔法をオイラに返してあげたくなっちゃう作戦!』」
「名前、長っ!」
なんだかんだ言って
アイツも熱い男だからね
思い出に浸らせて目頭を熱くさせたらこっちのもんだ。
見てろよ、オカダッチ!!
駆け寄ってくるなり鉄格子にぺったりと張り付いて
マルが情けない声を出してる。
「元気かぁ?マル」
「元気も元気やがな!
せや、頼まれ物持ってきたで」
「おお!サンキュー!」
マルに持ってきてもらったのは
オイラの机の引き出しに入れてあった
鍵の掛かった小さな箱。
「これ、なんなん?」
「ん?これはね、」
これは、
まだ月神に任命される前
アイツと一緒になって二人だけで協力して習得した
オリジナル魔法のやり方が書いてあるノート。
そしてこのウッドワンドは
アイツがオイラに作ってくれたもの。
お互いに作って交換したんだ。
「オーノ君と統括との間には
そんな友情物語があったんやねぇ…
ほんで、これどないすんの?」
「ふふっ。
青の魔法を奪い返すために使うんだよ。
名付けて
『古い友情にかこつけて感動を思い起こさせることで奪った青の魔法をオイラに返してあげたくなっちゃう作戦!』」
「名前、長っ!」
なんだかんだ言って
アイツも熱い男だからね
思い出に浸らせて目頭を熱くさせたらこっちのもんだ。
見てろよ、オカダッチ!!
