無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

くちゅくちゅと舌が絡みあう音が聞こえる。

背中のぞわぞわが広がり、腰がぞくぞくする。

お尻の筋肉に力を入れて堪えるのに、その快感は留まらなかった。

ヤバイ。膝がガクガクする。

あまりの気持ちよさに力が抜けそうになる。

するとディオが、俺の腰に手を回して自分の方へ引き寄せた。

抵抗も出来ないまま、ディオに凭れるように体をくっつける。

その間もキスは続いていて…

堪えきれなくて、唇の端からつう…っと唾液が伝い落ちる。

首筋を伝い鎖骨にたどり着いた頃、やっと唇が離れた。

すげ…気持ちいい…

完全に上がってしまった息を整えようと、浅く荒い呼吸を繰り返していると

「そんなに良かったか？」

ディオが面白そうに聞いてきて、その声にカッと顔が熱くなる。

「んな訳ないだろ!?」

ディオの胸を押して離れようとしても、腰に回った手のせいで距離がとれない。

「おい、離せよ!!」

「嘘をつくな」

ディオはニヤリと笑うと、さらに体を密着させる。