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にじいろ。

第14章 ピカイチでハレンチな青春。

潤くんと斗真が
手を取り合って花道を歩き
観客のみんなは
手拍子や歓声でそれを迎える


パフォーマンスはどうするんだろう?
後ろから二人の姿を見ていると
円形舞台に着いた途端




『みなさんも一緒にー!

キッス!キッス!』



「キッス!キッス! キッス!キッス!」




まさかのキスコール。

どうするの?!
潤くん!斗真!!



一瞬、会場がシーンとなる



向かい合う、二人



するの?
キスするの?






潤くんの顔が斗真に近付く





唇が重なるか重ならないか
ってとこで
潤くんがマントを翻し
二人の口元を隠した




「キャーーーーーー!!!」







二人は余裕の表情だから
多分寸止め。

もしかして、キスコールのこと、知ってた??



観客は大盛り上がりで
洋式のお辞儀をして
二人はステージに帰ってきた






いよいよ、俺達の番。


どうする?! 俺!
どうする?! まーくん!!

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