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「何やってんの？これは俺のだから」




最初の言葉は私へ。


後は五郎への言葉。





「あんた彼女居るんだろう？」





五郎が隆史を睨め付ける。






「だったら、晶は俺にくれよ」






冗談ぽく言っているけど、目つきは真剣に隆史を捕らえてる。





隆史はチラッと私を見ると、口角を上げて笑い










「彼女が居ようと、コイツは俺の。誰にも渡さないから」











隆史の言葉で、目の前が滲んで行く。