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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

「一緒に風呂入ろ?」

「は…?」

「だから、一緒に入るんだってば!!」

「きゃあっ!!」



一気に強引となった彼は、真菜を突き飛ばし、ベッドに押し倒す。


「じゃなかったら…わかる?」


正直されてもいいが…仕方なく

「はいりますー……」

と、棒読みで言った。


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「真菜いい?」

「まだですっ!!」

ガミガミうるさくいっているのは、私の体を見られたくないからだ。
本当に疲れてしまう。


やっと服を脱ぎ終わり、入るところへ。やはりホテルだけあって、凄く綺麗だし、自分の家とは大違いの浴室の大きさだった。

2人入っても全然余裕な構造。ちょっと腹立たしい構造だなって思った。



「ケイスケ良いです…よ…」


私は行儀が良いのか分からないが、三角座りをして湯に浸かっていた。

緊張もしていた。

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