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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第36章 彼の嫉妬。




『日和。』


頭上から降ってくる、低く野太い声…


その声にビクっと肩が揺れ、
一瞬で背筋が凍り付いた。


恐る恐る顔を上げると、黒いオーラを纏った湊が私を見下ろしていた。


『あいつ誰?
つーか、お前も何やってんだよ?』


「ぇと..中学からの後輩で..それで..」


私がしどろもどろになりながら説明すると、湊は声を張り上げた。


『お前、簡単に他の男なんかに
触られてんじゃねぇよ!』


そして、私の顔を両手で持ち上げ、
荒々しいキスで私の唇を塞いだ。


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