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お前は俺のxxx

第113章 秘密。



碧はクスクスと笑いながら私の隣に座ると、フワッと頭を撫でてきた。


『どう?気に入った?』


「うん‼︎すごく素敵な場所だね〜‼︎
ここでご飯食べるのも気持ち良さそう♪」


『クスッ。俺の手を振り解いて走り出すくらい、気に入ってくれたみたいだね?』


「わあぁぁ‼︎碧‼︎ご.ごめん‼︎」


見た瞬間テンションが上がっちゃって、思わず走り出してしまった私は、繋いでいた碧の手を離してしまっていた。


『ここは俺のお気に入りの場所。
結愛ちゃんにしか教えてないよ?』


碧はそう言うと、私を見て微笑んだ。


私の頬を撫でる碧を見上げると、どちらからともなくそっと唇を重ねる。


軽く触れた唇が離れると、碧の綺麗な瞳は私を映していた。


碧の手が私の頬に添えられ、甘いキスを落としてくれる。


碧の舌に唇を優しく撫でられ、痺れるような感覚に私は甘い吐息を洩らした。


「ん...ァ ..」


薄く開いた私の唇に、滑りこむように入ってきた碧の舌は、ゆっくり味わうように私の舌に絡めてくる。


碧のキスは優しくて甘い...


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