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お前は俺のxxx

第112章 彼の過去。



【碧】ーSideー


流星から言われた言葉は、まるで心臓を握り潰されたかのように苦しかった。


颯太も…

流星も…


俺にとって大事なツレ。


上っ面だけの言葉や同情。

そんなものは俺たちの間には無く、腹の底から信頼できる仲間になれたから。


俺は決して相手に意見を押し付けたい訳じゃねぇんだ..

大事なツレだからこそ、俺が経験した同じ苦しみや悲しみを2人にはして欲しく無かった。


後悔する事も〝大事な経験〟になる。

でも〝しなくてもいい後悔〟だってあるんだよ。


それを相手に伝えるのは難しい..


〝偉そうに!〟〝見下してる!〟


ずっとそんな風に思われてたのか…

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