テキストサイズ

お前は俺のxxx

第109章 好き…




チビ太の部屋を出ると、
碧の部屋に通された。



広々とした部屋には無駄なものが無く、
モノトーンのシンプルなお部屋。



碧はローテーブルに飲みものを置くと、私の手を引いてソファに座らせた。



『チビ太に癒された?』



「うん♡すっごく癒された‼︎」



私が碧に笑顔を向けると、グっと腕を引かれて碧の腕の中に包まれた。



『結愛ちゃんは笑ってる顔が一番可愛い。』



碧の言葉はいつも真っ直ぐで、言われる度に私の鼓動はトクトクと音を立てる。



「そんな風に言われると..
あの..は.恥ずかしいょ..」



私は真っ赤になった顔を隠すように
碧の胸に顔を寄せて俯いた。



そんな私の行動を見て碧はクスっと笑う。



『結愛ちゃん..好きだよ。』



耳元で聞こえた碧の甘く優しい言葉に、トクンっとひときわ大きく鼓動が跳ねた。



身体の奥が熱くなっていく...



碧に..触れていたい..
この優しい腕に包まれていたい..



私も…






















碧が好き……



ストーリーメニュー

TOPTOPへ