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お前は俺のxxx

第102章 初めての。



美容室の予約は14時から。
駅の近くだから待ち合わせの時間には充分間に合う。


駅に近付くにつれて、綺麗に着飾った浴衣の女の子たちがたくさんいた。


こういうお祭りでしか着れないからテンションも上がっちゃう。


美容室に着くと、担当してくれるスタイリストさんが席へ案内してくれた。



『こんにちは♪
どのようにセットしますか?』



「えと…どうしよう。
お任せしても大丈夫ですか?」



いまいちイメージが出来ない私はスタイリストさんにお任せすることにした。



『そうねぇ。綺麗な髪だから巻くより、緩めに編み込んでサイドにお花作ろうか♡
こんなイメージだけどどうかな?』



スタイリストさんが提案したイメージ画像を見ると、髪の毛で作ったお花がすごく可愛くてその通りにお願いした。



仕上がったヘアスタイルはイメージの通り。
襟足も後毛を出しながら緩く編み込まれていて首元がスッキリしている。



「わあ!ありがとうございます♪」



私はお会計を済ませると、るんるん気分で美容室を後にした。

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