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甘く染めて

第10章 №9



 私の口の中に精液を出され、私は飲んだ。


 まだ、先生のも飲んだことないのに。


 「お前、すごい相性いい…」


 はだけてる春夜先生はすごく綺麗だった。


 「はあ…っん…はあ…」


 春夜先生に起き上がれされて、私は壁に寄りかかって呼吸を整えた。


 「ねぇ、さっきも言ったんだけどさ」

 「はい…?」

 「声、いいの?」

 「え…?」

 「兄貴に聞こえてるよ、多分」


 「あ…」


 ドクンッと胸が跳ねた。


 こんなに声、出してたら聞かれてるよ…


 ここ、裏庭であまり人通りないからまだ安心だけど…


 でも、

 亜純実と、先生には確実に聞こえーーー…


 震える私を春夜先生はそっと…じゃなくて、

 思いっきり抱きしめられた。

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