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子犬と俺の物語

第7章 決断

ガチャ!

和也「雅紀!」

俺は家に帰り居間の方に行った。

和也「えっ…」

見ると雅紀の姿がない…

和也「雅紀…!」

俺は外に出た。

雅紀の匂いを確かめて近くを探した。

和也「あっ…」

雅紀の匂いが近い…

見ると近くの公園だった。

ここは雅紀に拾われた公園…

匂いを確かめながら歩くと…

和也「雅紀…!」

見ると、ダンボールの中に座りながら顔を伏せている雅紀がいた。

すると雅紀は顔を上げた。

雅紀「和…どうしたの…?」

和也「雅紀を探した…迎えに来た…」

雅紀「えっ…」

和也「急にいなくなってごめんね…智に話したの。智とは住めないって言ったの…俺は雅紀と一緒に住みたい…」

雅紀「和…」

和也「雅紀は俺が飼うの。」

雅紀「えっ…?」

和也「だってここに入ってるから。俺が入ってたダンボールに。」

雅紀「あっ、そっか。」

和也「行こ…?雅紀…?帰ろ?」

雅紀「うん…」

俺たちは手をつないで帰った。

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