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子犬と俺の物語

第19章 将来

和也「雅紀、もう大丈夫。」

雅紀「あっ、本当?」

和也「うん、でももうちょっとこのまま…」

和はしっかり掴まった。

雅紀「あっ、もうすっかり雨止んでるね〜」

和也「本当だ〜」

俺たちは窓の外を見た。

雅紀「よし、寝ようか?」

和也「うん!」

俺は畳の部屋に行き和を降ろして布団を敷いた。

和也「雅紀〜」

雅紀「はいはい〜」

和が先に布団に入り俺は後に入る。

雅紀「和、髪伸びた?」

和也「えっ、そう?」

俺は和の前髪を分けながら言う。

雅紀「今度ちょっと切ってあげるね?」

和也「うん!」

和はギュッと俺に抱きついた。

和也「雅紀あったかい〜」

頬をすりすりされる。

雅紀「ひゃぁ…」

和也「可愛いな〜…雅紀…」

和は目を見て、

和也「ちゅうしたくなるよ…」

頬を赤らめながら言った。

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