テキストサイズ

子犬と俺の物語

第13章 関わり

「おばあちゃんはもう歳じゃない?おばあちゃんはアパートの管理人さんやってるんだけどそろそろ孫に任そうと思ってね?でも孫も色々あるからどうしようかちょうど考えていたんだよ…おばあちゃんはもうすぐ80近くになるから…」

和也「80年…生きてるってこと…?」

「そうだよ…長いようで短い感じだね〜…」

和也「そうなんだ…」

「和君はなにか夢とかあるのかい?」

和也「夢…?」

俺の夢…

和也「夢ってなんだろう…」

「えっ…?」

和也「俺…難しいことは分からないんだ…夢って自分が叶えたいこと…?こう想像するのが夢なのかな…?」

「面白い考えだね。和君。確かに難しいよ…夢って言うものは…」

和也「うん…」

「でも和君はまだ若いからゆっくり答えを探してごらん?きっと自分の答えが見つかるからね?」

和也「うん…!」

俺はおばあちゃんにリンゴをもらいおばあちゃんと別れまた歩いて行った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ