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すると、

ガッ…‼︎

雅紀「…⁉︎」

彼に腕を掴まれた。

雅紀「離して…いや…」

翔「君がほしいの…見つけたと思ったら和に取られていた。君の血が一番美味しいから…」

彼は何故か悲しそうな顔をした。

雅紀「しょ…う…？」

翔「俺がほしいものは全部和に取られた…憎いよ…‼︎」

雅紀「…‼︎」

彼は力を入れて握った。

雅紀「翔…」

俺は彼の頬に手をあて、

雅紀「和はいい人だよ…？だからお願い…和のことを憎まないで…」

俺は彼の目を見て、

雅紀「ねっ…？」

翔「…！」

すると、

「雅紀…‼︎」

後ろを振り返ると、

雅紀「和…！」

すると和は、

和也「翔…お前…」

雅紀「和…！待って…！」

和也「雅紀に…触るな…‼︎」

和は翔は攻撃して俺を素早く抱きかかえた。

翔「……」

雅紀「あっ…」

彼の目が悲しそう…

翔「今日は帰るよ。」

そう言って彼は消えてしまった。