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人間と吸血鬼

第22章 気持ち

次の日。

雅紀「ん…?」

俺はあの後ソファーで眠っていた。

和也「おはよう。雅紀。」

和が隣にいた。

雅紀「あっ…おはよう…」

和也「雅紀、昨日何してたの?」

雅紀「えっ…」

和也「俺が寝てる間…外の匂いがしたから。」

雅紀「えっと…実は翔と話してて…」

和也「翔と…?」

雅紀「うん…でも何もされてないから…!普通にお話をしただけ…」

和也「なんで翔が…雅紀を連れて行ったってことだろ?」

俺は起きて和の目を見る。

雅紀「そうだけど…でも話したら悪い人じゃないよ…?ちゃんと和のことも思ってくれてるよ…?それに…」

和也「それに…?」

俺は和の手に自分の手を重ね…

雅紀「あんな綺麗な笑顔するんだもん…悪い人じゃない…」

和也「雅紀…」

和はギュッと手を握った。

和也「優しいな…雅紀は…」

和はおでこをコツンとあてた。

和也「そういうとこ…惹かれる…」

すると唇を重ねた…

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