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人間と吸血鬼

第19章 思い出

雅紀「ん…?」

和也「雅紀、目を覚ましたか?」

俺は和を見た。

和也「体は大丈夫?」

雅紀「大丈夫…ありがとう…」

和也「気分は悪くないか?」

雅紀「大丈夫だよ。」

和也「なら良かった。」

和は俺をソファーに寝かせてくれた。

雅紀「ありがとう…和…」

和也「いや、雅紀が知りたかったなら…」

雅紀「お詫びになんかな…」

俺は横になりながら考えた。

和也「じゃあ雅紀の話が聞きたい。」

雅紀「えっ、俺?」

和也「例えば…恋人とか…」

雅紀「恋人…?」

和也「前、雅紀を怖い目に合わせた奴が恋人だと思うけど、ちゃんと好意を持ってたときもあるでしょ?」

雅紀「それは…まぁ…」

和也「俺も話すよ…」

雅紀「ん〜…じゃあ、中学の時の話から…」

俺は中学時代の話をした。

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