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人間と吸血鬼

第13章 惑わす

雅紀sid

リビングにある棚を片付けていると、

トントン!

窓を見ると和がいた。

雅紀「和!どうしたの?おかえり。」

和也「うん、雅紀、今のところ何か来たとかされたとかないか?」

雅紀「えっ、うん。ないよ?」

和也「それならいいんだ。」

雅紀「あっ、和!買い物は?」

和也「実は道に迷った…変身してたから空飛べなくて家に帰ってきた。」

雅紀「あっ、そっか。ごめんね。ちゃんと言わなくて…」

すると、

ピンポーン!

雅紀「あっ、は〜い!」

俺は玄関を開けた。

「お届けものです。ハンコください。」

俺はハンコを押して受けとった。

和也「雅紀、なんだったの?」

雅紀「えっと、あっ、母さんからだ〜!」

ダンボールの中を開けると、

雅紀「わぁ…食べもいっぱい!しばらく買い物しなくても大丈夫だよ。」

和也「すごいな…これ…」

和も驚きながら見ていた。

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