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アクマにアソコを貸しました

第10章 イカ?いいえ、津島です

腹部に腕がめり込んでる人と腹部を掻き回して?探っている人、すぐ傍にはヤバい顔した人、最早視線のやり場がないではないか!逃げるには私が気を失うしかないのか?


気を失うという選択肢を遂げるにはどうすればいいかを真剣に悩み出した時、何かを探すような水音が止んだ。

「つーかまえた」

ずぼっ

勢いよく腕を引き抜いたケィシの手にはグレーと深緑の斑模様のヌメヌメしたものが握られていた。

おぉう!何それ?何そのパーツ?戻せ戻せっ!!持ち主に返せよ!


頭の中ではいつも以上にキレキレのツッコミを思い浮かべているのに、喉がひきつっているかのように声がでない。

その時ヌメヌメと目が合った。
…目?め゛ーーーー!?

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