
Lie Love
第1章 出会った日
その声に隣の男の人から視線を感じる
「れ、れいない、いこっ!」
莉紗はそそくさと帰る用意をした
「ねぇ!君たち俺たちと同じ高校だよね?」
その人が話しかけてきた
「ふ、ふぁい?!」
莉紗は突然話しかけられて驚いたようだ
「ふぁいって…」
その人は笑っていた
『莉紗…笑』
莉紗の顔はすごく真っ赤だった
「君たち何年生なの??」
「2年…です」
「後輩ちゃんかー!こんな可愛い後輩いたなんてなー修?」
「…興味ねぇ」
修とかいう人は携帯をいじりながら
私たちには目をくれず言った
