テキストサイズ

Lie Love

第2章 帰り道に



「ハァーッ…」


先輩は大きく息を吐くと
私の中から先輩のモノを抜いた


「莉紗ちゃん…ごめん暴走して」


私は首を横に振った


もう幸せで言葉なんてでないよ…


先輩は私の横に寝転がると
布団をかけて抱きしめてくれた


『先輩…?』


「拓也…」


『…え?』


「拓也って呼んで…莉紗」


不意に名前を呼ばれてドキっとする

ストーリーメニュー

TOPTOPへ