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短編集。

第3章 純粋くん×遊び人

凌side


怖くないとか、大丈夫だとか言ってるのに。


ビクッ!


「…っ!…ん」


叫びたい声我慢して俺の腕にしがみついて
この子はどこまで俺のこと惚れさせるつまり?


「ゆーちゃん?」

「…ひっ…ぁ、りょ…ぅ?なに?」


あー。どーしよー、めっちゃ可愛い


「あのさ?俺の足の間に座る?」

「へ?な、なんで??俺怖くないって」


はぁー。誰も怖い?とか聞いてないのに
もー!ほんと、可愛い。やばいキスしたい。


「んー?いや、俺が怖いなぁーってさ?
だから、ゆーちゃんここ来てくれたらなぁって」


ニコッと微笑んでゆーちゃんに言う。


「へ?りょう、怖いの?
…いい、よ?りょうが怖いなら」


そう言って、急いで俺の足の間に座る。


「ごめんねー?俺、こー見えて怖いのホント無理でゆーちゃんいてよかったなぁ~♪」


んー。ほんと、ゆーちゃん可愛い。
俺はそっとゆーちゃんを抱きしめる。
そして、その腕をゆーちゃんがぎゅってする


「お前、怖いの大丈夫そーなのにね。」


俺の足の間に座っても、やっぱり震えてるゆーちゃん。


ちゅ


「可愛い♪」


ほっぺにキスをしていう。


「んっ…なに?いきなり」


ムッとした顔のゆーちゃんも可愛い。
その声も、顔も、性格も、時々見せる笑顔も
ぜーんぶ、俺は好きだよ?
誰かに取られそーで怖いのゆーちゃんしってる?


「ゆう、好きだよ?」


ほんとに好き。りゅうきになんて渡さない。
付き合ったとき、渡すなんて言ったけど
渡せるわけ無いじゃんゆーちゃんは俺の。


「俺だけ見て?」


ちゅ

ちゅ

ちゅ


耳、おでこ、ほっぺ、鼻、口
順番にキスを落としていく。


「んっ…んむ、ん」


キスをする度、声を漏らすゆーちゃんも
体を触ると顔を赤く染めるゆーちゃんも
俺を求めてくるゆーちゃんもぜーんぶ好き


「大好き」

「はん…お、れも、好き…だい、好きだよ」


あー、ほんと無理。我慢しよーとしたのに


「ねぇ、ゆーちゃん?してもいい??」

「へ?」


俺のをゆーちゃんに押し付ける


「ゆーちゃん可愛すぎてこんなんなっちゃった。」

「ぅわ…い、いいよ?」


そう言って、顔を赤くするゆーちゃん。


「ありがと♪」


やっぱり、ゆーちゃんは俺のもの♪



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