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普通の女の子に戻りたい

第2章 運命の再開 ~消し去ったはずの記憶~


10分休みになった。


私はまだミオとしか話していない。



女子は皆、静かに席の近い人とだけ話している。



一方男子は、すでに皆仲良くなったらしく教室の後ろで騒いでいる。




私も五年前までは初対面の男子ともすぐに打ち解けて仲良くなれたのに。

あんな事さえなければ今だってきっと自分から積極的に話しかけられるのに。







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