テキストサイズ

エッチな短編

第4章 訪問販売

振り返ると、ココの娘さんが立っていた。



「こんにちわ、お母さん居るかな?」



女の子の視線に合わせるようにしゃがみ、話しかける。



「今、買い物に行ってます」



少し警戒してるような声を出す女の子。



「そっか、じゃあまた今度来るよ」



「またね?」と言って、歩き出す。



ガシッ!



「ん?」


見ると、女の子が俺の裾を掴んでいた。



「お兄さん、よく家に訪問販売に来る人でしょ?」



「うん、そうだけど?」



すると、女の子は俯きながら「お母さん、もうすぐ帰って来るから、家で待っててもいいよ」と言い出した。



「えっ?でも・・・・・・・」



「お願い、一緒に待ってて?」



見た感じ、小学校の低学年位の子。



1人で留守番してるのが寂しいんだろう。



俺は、その子と一緒に母親を待つ事にした。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ