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☆短☆編☆集☆!!

第4章 不良少年×家庭教師

兄(伊吹)目線




紀希のヤツ、ちゃんと学校行ったかなー。



俺は幸村伊吹。

紀希の兄。

仕事が終わり帰宅中。



家の前に付き、ドアに手をかけ開ける。





カチャッ




「開いてる
・・・・・てことはまたサボりだな」

俺はため息をついて家に入り、真っ先に紀希の部屋に向かう。




ガチャ





紀希の部屋を開け中に入る。





ありゃ

まだ寝てるよ。



しょうがないな。まったく。




「紀希」



俺は紀希を揺さぶりながら名前を呼ぶ。




「ん・・・」





だが起きない。





「紀希
早く起きないと父さんが帰ってくるよ」




「ん〜・・・えっ?
兄貴」




「やっと起きたか
もうそろ8時30分だよ
また学校サボるのか?」



「え、もうそんな時間!!?
ヤバイ!お父さんは?
もう帰って来てる?」




「いんや。
まだ俺だけ」




よかった〜〜。




「でももうそろ帰ってくるよ
早く学校行く準備して!」




「お、おう」



俺は急いで制服に着替えた。



「じゃぁ行ってくる」




「気つけなよ
いってらぁ」




そうして俺は家を出た。

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