
☆短☆編☆集☆!!
第4章 不良少年×家庭教師
ピツ ピツ ピツ ピピピピピピーー
ピツ ピツ ピツ ピピカチッ
「・・・・・朝か
学校クソだりぃ
休も」
俺は幸村紀希。
いつものように鳴るアラームを止め、二度寝する。
今は午前7時。
家にはまだ俺一人。
あと一時間で帰ってくる。
兄と父が仕事から。
あの二人が帰ってくる前には家を出てなきゃいけない。
最近、学校サボり過ぎで父の機嫌が悪い。叱られるのもめんどくさい。
学校は8時30分まで。
個々からチャリで約5分で付く。
余裕だ。
あと30分寝よ。
俺はアラームを7時30分に設定して再び眠りに付いた。
カチッ カチッ カチッ カチッ
部屋は時計の針の音だけが響いていた。
