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☆短☆編☆集☆!!

第2章 不良だけど実は優しいクールな高校生×教師

夏男目線


「うぅ・ ・ ・ん・ ・ひっく・ ・ ・ ・」



どうしよ!!



泣いちゃった!と言うより泣かせちゃった!!




「せんせっ!!俺、好きですよ!この気持ちは嘘じゃないです。」




「・ ・ ・ ・ 」



久次良は泣き止んだ。


だが無言。


顔を布団で隠したまま何も言ってこない。






「・ ・ ・せんせ?・ ・何か言ってください」





無視ですか。


でも、それもそうか。


俺、あんたにすげぇ酷い事したし。



無理矢理抱いてしまった。


こんなことしたら嫌われると分かっていた。



でも教師と生徒。


どんなに俺があんたを好きでも、生徒と教師の立場上、この想いは叶わない。



だからせめて一度だけでもあんたを抱きたかった。




ほんとごめんなさい。



俺のワガママであんたを傷付けた。







「・ ・ ・せんせっ・ ・無視は・ ・ ・俺的に・ ・すげぇ辛いです」




「布団で顔隠さないで、ちゃんと俺を見てください。



そして俺は久次良から布団を引っ張った。


「あっ、やめろぉおおーー!!!」
バサッ

「・ ・え ・ ・ ・せんせ?」




驚いたことに久次良の顔は真っ赤にに染まっていた。




「やだ////俺の顔見るな///」




「え?」





「好きって////はずぃ・ ・ ・だろ・ ・ ・ ・」




何その顔。


すげぇ反則なんだけど///




ぎゅっ




「えっ・ ・ ・夏男くん・ ・」




「せんせ・ ・ ・少しこのままでいさせてください」



俺は好きと言う言葉でさえ顔を真っ赤にさせてしまう久次良の純粋さに心打たれて築いたら強く抱き締めていた。

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