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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第3章 ホテルの個室で

「あれ? ここなんだ」

ニヤッと笑うのが分かるほど、嫌な声。

……ぞくぞくっ!

あれ? なんで?
さっきから僕、なんで嫌なことが気持ちよく感じるんだろう。お尻叩かれた時とか、今もぞくぞくってしたし……。

「あっ……ふぁぁっ、ん!」

僕は、声が堪えきれない。
高尾くんは、乱暴に指で僕の前立腺を弄る。

……チャプッ、チャブッ

淫らな水音。それは僕の蕾から出ている音だった。

恥ずかしい。
恥ずかしい。

「おい、 また口止まってる!」

突然の蒼梧さんの声。

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