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灰になるまで

第3章 結ばれた日

それからそんな日々がしばらく続いて、達也は実家へしばらく用事がありバイトを休んだ。

なんとなく寂しいような切なさを感じるたび、やっぱり達也を好きなのかもしれないと実感した。

1週間ぶりくらいでバイトに来た達也と休憩中に久々に話した。

『居なくて寂しかったよ。』

驚くくらい素直に言葉に出てしまった。

『俺も。』

男らしくてぶっきらぼうな達也の言葉もスラリと私に投げ掛けられてお互いに視線をそらした。

『あのさ、今度一緒に呑まん?』

視線を落としたまま煙草を探りながら達也が言った。

『うん。』

私も吸いかけの煙草を見つめたまま頷いた。

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