日常。自分が分からない…
第5章 一年後
まぁ、そんな毎日。
一年たった。
ヤられ続けて一年。
先輩にいぢめられ続けて一年。
上辺だけの友達。
傷だらけの腕。
もう、ボロボロ。
塾はやめた。
号泣しながら。
なんで泣いてたのかも分からないけど、
とりあえず泣きながらやめました。
で、私は寂しくなった。
とっても。
満たされなくなった。
誰かと連絡してないと、寂しくなる。
誰かにかまって欲しくて。
ただ、温もりが欲しかった。
親は周りから見れば良い親。
まぁ、私も少なからずそう思う。
でも、なんにも話さなくなった。
そこから心の距離はあいてった。
だから、空は一度も親に本音でぶつかったことがない。
怒鳴り散らすことも、暴言をはくことも喧嘩も一切しない。
というか、やり方が分からない。
自分の気持ちを我慢した方がうまくいくから。
そうやって、先輩にも友達にも接してきた。
そしたら、いつの間にかどうやって本音を話せばいいのかどうしたら伝わるのか分からなくなった。
言えばいいじゃん。
そうは思うけど、それが1番難しい。
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