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夏の秘密

第15章 初体験



夏「…キス…されたの…勇助に…」

総一郎「矢野に?矢野に気づかれたの?
女だって」

夏「ううん、女の格好で会って…その時
に不意をつかれたというか…」

総一郎「…」

夏「…ごめんなさい」

総一郎「夏が謝る事ないよ、元々は俺も
浮気みたいなものだし…」

夏「…」

総一郎「でも俺に申し訳ないと思ってく
れてるなら嬉しいよ」

夏「先生、あっ」

総一郎「…今日はいい?」

夏「…」


抱きしめられ
耳元でそっと囁かれた夏
その声、吐息にドキッとして恥ずかしく
なったが
夏は小さく頷いた


総一郎「…夏っ」

夏「あっ」


首筋にキスされながら
ベッドにゆっくり押し倒された夏
保健室では何度も
数え切れないほどセックスをしていたが
今夜は何故か珍しく
緊張していた


夏「…」

総一郎「夏…」

夏「…何っ」

総一郎「もしかして緊張してる?」

夏「…少し」

総一郎「大丈夫だよ、優しくするから安
心して」

夏「…うんっ」


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