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寝取られ漂流記

第15章 19歳春

「着いたよー」


と由美さんに言われて降りたのは、
車で三時間くらい走ってからだった。
途中休憩を挟みながら着いたのは、
海の見えるかなり大きめの家だった。


ここが目的地?
あたしの頭にはハテナしか浮かばない。


隣にいた、早紀さんを見ると、
「○○君の別荘なの」
って説明された。


手分けして荷物を下ろすと、
女子部屋らしき場所に荷物を運んだ。


男の人が多いからか、
あたしは軽い物しか持ってない。


由美さん早紀さんと一緒に部屋に入ると、
二人があたしをベッドに座らせた。


「そろそろ茜ちゃんにも発表しようかなってね」


由美さんはもったいぶるようにそう言った。

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