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寝取られ漂流記

第6章 16歳冬その2

「茜、授業終わったら迎えに行くから教室で待ってなよ?分かった?授業の後、抱いて俺の彼女にするんだから」


そんな風に言われるとなんだか恥ずかしい。


それに今告白されても全然オッケーするのに。


カバンを拾い上げながらなんとなく晃佑の方を見る。


「茜、甘いな」
「え?」
「今、ここで告白すればって思ったでしょ?」


なんで、分かるの///


「もう俺の茜調教は始まってんだよ?これは一種の焦らしプレイ」


あたし、もう晃佑の手のひらの中なんだ。
おちゃらけてるくせにしっかり考えてるんだなぁ。
なんか凄い。


「ほら、行くよ?」


晃佑に急かされてあたしはトイレを出た。


そしてなんか不思議な気分のまま学校に急いだ。

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